国際結婚家庭で子供がいない時期にしておいて欲しいこと

国際結婚家庭で子供がいない時期にしておいて欲しいこと

フランス・カンヌ流 
“普通”じゃないから活躍できる!
“普通”の枠におさまらない子どもを育てる
親のメソッド 
発達科学コミュニケーション

こども発達コーチの山田ちあきです。

 

前回、国際結婚のライフサイクルを事前にだいたい分かっておく

大切さについてお伝えしました。

 

これから、

国際結婚カップルがどんなステップで過ごしていくものなのか
その時期にしておいて欲しいことを
お伝えしていきたいと思います。

国際結婚カップルのライフサイクル:6つのステップ

下の国際結婚カップルのライフサイクル:6つのステップ

ステップ1:子どもがいない時期(共同生活の始まり)
ステップ2:乳幼児の子どもがいる時期
ステップ3:学校に通う6歳〜12歳の子どもがいる時期
ステップ4:12歳〜18歳の思春期の子どもがいる時期
ステップ5:18歳を以上の子どもと同居する時期
ステップ6:子どもが巣立っていった後、リタイア後

では、ステップ1:子どもがいない時期(共同生活の始まり)
にしておいて欲しいこと
についてお伝えます!

子育て中のお母さんはもうそんな時期は思い出せな
いかもしれませんが。^^

 

 

国際結婚をした夫婦にとって子どもがいない時期はとても大切です!

二人の共同生活の基礎となる土台を作る期間なのです。

 

周りの人達への対応や日常生活の中でこれから起こる困ったことなどに

一緒に立ち向かえるように、

二人がお互いの理解を深めて、意見を一致させていく期間といえます。

 

この土台ができないままだと、

後で子どもができてから、

思っていたような人じゃなかったと気づいたり、

意見が合わなくてけんかを繰り返す、

ことになりかねないです。

 

もちろんお互いの理解を深めて、意見を一致させることは

子どもが生まれてからもできることですが、

その前に土台を築いておくと

後々「えっ??話が違う!」ということになりにくいです。

 

 

さて結婚前のことを思い出してみましょう。

国際恋愛が始まる前に、元々は、旅行や本、映画、人との出会いなどから、

相手の国や文化、肌の色に魅力を感じていたり、好意を持っていたという

こともあるでしょう。

国際結婚は、普通の結婚よりも大変だったり、困難だったりするので、

それを乗り越えたい!と燃え上がったり、

そして同時にやっぱり大変そうだから止めておこうかなと

気持ちが揺れたこともあったのではないでしょうか。

 

そこで皆さんは国際結婚の道を選ばれました!

 

国際結婚をすると、予想どおりカルチャーショックが

もれなくついてきます!

 

国が違えば、文化が違い、価値観も行動の仕方も違いますね。

例えば価値観でいえば、

沈黙(海外では「沈黙は金」が通用しないことが多いですね)、

時間の管理の仕方(フランスでは15分以内の遅れは、遅れではないようです)、

パーティ(海外と日本のお正月とクリスマスの祝い方は違いますね)、

年上の人々・年配の方々への態度(欧米と儒教の影響が強い韓国や中国、日本とは違いますね)、

お金(お金のことを話すのをタブーとする文化もあるようです)、

顔や体の洗い方(お風呂に毎日入るのが当たり前なところは少なそうです)、

食べること(食べ物、食べ方、食べる時間など)

などなど色々と違いますね。

そして、男性と女性の役割、子どもの価値も社会によって異なります。

宗教が違うこともあるでしょう。

 

この違いに気づいたときは、最初は戸惑い、びっくり驚くものですね。

 

相手のやり方に批判的になったり、

どっちが正しいか?!で言い争ったり、対立してしまうこともあると思います。

海外で生活しているので、日本のやり方をやめないといけないのだろうと

無理に相手の文化に合わせてしまって、疲れ果ててしまう人もいるかもしれません。

ずっとそのような姿勢のままだと国際結婚の共同生活はうまくいかないものですね。

 

ではどうしたらよいのでしょうか。

 

またまた ずばりコミュニケーションです!

 

コミュニケーションがきちんと取れるようになるまでには、

長い時間がかかるでしょうし、楽なことではありません。

 

かなりの根気が必要ですし、お互いにゆるしあって、受けいれあったり、

あきらめたり、妥協したり、柔軟な姿勢が必要になりますね。

 

 

このような文化(価値観・行動の仕方・宗教など)の違いで起こる

カルチャーショックと向き合いながら、お互いのことを学び合あって、

お互いの理解を深めて、意見を一致させて、

二人の共同生活の仕方をみつけていく期間

「ステップ1」となります!

 

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をしたらいいのか知りたいという方には、
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日本の子育ての常識は海外では非常識?

日本の子育ての常識は海外では非常識?

多文化間カウンセラーの山田ちあきです。

日本を離れ海外育児をしていると、日本では当たり前のことがその国では全然違くて、カルチャーショックをうけることって結構ありますよね。

 

子どもがいないうちは欧米文化出身の旦那さんだとそれほど夫婦の間で大きな文化の違いを感じなかったのに育児をする中で「え〜こんなに違うの?!」ってことが増えたと感じる方も多いと思います。

 

 

例えばフランスでは、離乳食は重湯からではなくて、

野菜のピュレからスタートだったり、

添い寝はしないで子供部屋で一人で寝かせるようにしたり、

1歳ぐらいからマドレーヌやチョコレートを食べさせてたり、

フォローアップミルクを長くあげていたり、

子どもが熱を出したときにすぐに解熱剤を飲ませたり、

日本みたいにすぐに「ごめんね」と謝まるようにしつけなかったりします。

 

義理のお母さんから、何十年も前の育児方法でアドバイスされて「え??」となったり、現地のかかりつけの小児科医に教えてもらったその国ではスタンダードな方法でやらないと悪いような気持ちになったりすることもあると思います。

 

とはいえ、海外に住んでいても育児情報は日本語の方が頭に入りやすいですし、日本で育ってきた訳ですから、日本のやり方の方がしっくりくると感じる方も多いと思います。

そこで、日本のやり方でいくか、住んでいる国のやり方でいくか?!迷うお母さんも多いと思います。

ここで、どうしてお母さんの考えているやり方とお父さんを始め、義理のお母さんや小児科医のやり方が、食い違ったままだととよくないのか?考えてみたいと思います。

 

日本では当たり前の習慣ややり方は、海外にでるとほとんど知られていないことが多いですね。

日本では違うやり方でやっているということすら、想像もしない人たちもたくさんいます!

旦那さんも「えっ、そうだったの?」とびっくりしてしまうこともあるかもしれません。

 

このように周りの理解がない中で、お母さんが、この国のやり方とは違うけど、自分のこのやり方でいいのかなと自信がないまま、不安に思いながら子育て続けていると、だんだんとストレスが溜まっていってしまうのです。

そして、うまくいかないことがあると、イライラしてきて、お子さんに辛くあたってしあうことにもなりかねません。

 

例えば、

旦那さんは不満そうだったけど、お母さんは子どもと毎晩添い寝をすることにしたとします。

当たり前ですが、夜泣きがあって、寝不足が続きます

旦那さんも初めての子どもで赤ちゃんがこんなに夜泣きをするとは知りませんでした。

夫婦ともに寝不足続きで疲れてきて、イライラして旦那さんから

「フランス(僕の国の)子どもはこんなに夜泣きをしないはずだ。添い寝のせいなんじゃないか?」

とボソッと言ったとします。

「えーっ私のやり方がいけないっていうの?私だって一生懸命にやっているのに!」と腹が立ってしまいますね。

そしてさらにイライラして、悪循環になってしまうかもしれません。

 

では、そうならないためには、どうしたらよいのでしょうか?

 

それは、夫婦のコミュニケーションです!

 

まずはお母さんご本人が何を大切に思っているか、ゆずれないものなのか、妥協して他の方法にすることもできるのか優先順位をつけて考えてみて、そして、ご夫婦でそれぞれがどう考えているのかじっくりと話し合って共通の理解を持てるようにしましょう!

 

先ほど添い寝の例では、ご自身が子どものすぐそばで寝た方が安心できる、夜中の授乳がらく、そうするのが自分にとっては自然だからなど色々と出てくると思います。

そういう自分の視点・思いを人生・育児のパートナーである旦那さんに伝えてあげましょう。

伝えないと伝わらないことって本当に多いです!

特に言葉で伝え合うことが大切な文化(欧米)では、言葉で伝えないとなかなか察してもらえないです。

その上で旦那さんの思いも聞いて、お互いに納得のいくやり方を見つけていってください!

 

特に、お父さんとお母さんで子どもと使うことばが違って、バイリンガル環境のご家庭だと両親それぞれが子どもにどんな働きかけをしているのかお互いにわかりにくいものです。

 

夫婦で子育ての仕方の共通の理解をしておけば、両親のことばは違っても、子どもへの対応は安定させることができるので、子どもの伸びも違ってきます!

 

義理のお母さんやかかりつけ医の先生には、夫婦で話し合って決めたことを旦那さんから説明してもらうか、ご自身で夫と話し合って決めたのでと説明すれば、理解してくれるはずです。

 

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バイリンガル子育て!言葉の遅れは当たり前?発達障害との見分け方 その1

バイリンガル子育て!言葉の遅れは当たり前?発達障害との見分け方 その1

フランス・カウンセリングオフィス臨床心理士の山田ちあきです。

海外で子育てをしていると、

住んでいる国のことばとお父さんとお母さんの使うことばが違ったり、

お父さんとお母さんの使うことばが違ったりして、

お子さんたちは、バイリンガル・マルチリンガルの環境で暮らすことになりますね。

1、2、3歳と体はきちんと育っているのに、

子どものことばが周りの

現地語だけで育っているモノリンガルの子どもや

家庭では日本語だけで育っている子ども、

国際結婚家庭でお家でもバイリンガル環境の子どもなど

と比べて遅いと、

 

バイリンガル・マルチリンガル環境だからなのか?

発達障害(自閉症スペクトラム)だからなのか?

知的な能力が弱めだからなのか?

単なる個人差なのか?
 

と不安になってしまうこともあるかと思います。

 

実際にバイリンガル・マルチリンガル環境で育っているお子さんたちで、

ことばが遅い子は少なくないです。

対応策については、こちらでお伝えしました。

 

ことばを育てる働きかけの方法としてはほとんど変わりませんが、

ことばの遅れが

バイリンガル・マルチリンガル環境だからなのか、

発達障害のうちの自閉症スペクトラムだからなのか

を知っているかどうかで、お子さんへの対応策は

変わってきます。

 

もし、ことばが遅い自閉症スペクトラムの子どもに

ことばの遅れだけの問題だからと、本人には実はとても

苦手だったり苦痛だったことを強いていたらどうなるでしょうか。

子どもにはストレスいっぱいの毎日になって、疲れ果てて、

いつの間には二次障害が現れてきて、あれ?おかしい?ということ

になってしまいます。

 

ここでは、ことばの遅れが

バイリンガル・マルチリンガル環境だからなのか、

発達障害のうちの自閉症スペクトラムだからなのか

を見分ける方法についてお伝えしたいと思います。

 

 

それはずばり、

「ことばの遅れ以外に自閉症スペクトラムの特徴があるのかどうか?」

がポイントになります。

では、自閉症スペクトラム(ASD:Autism Spectrum Disorder)には、

どんな特徴があるのでしょうか。

 

DSM-5というアメリカ精神医学会が決めた診断基準を

大まかにそして簡単に説明すると

 

「他の人との関係とコミュニケーションの障害が続いていること」

「行動や興味、活動が限られていて繰り返されていること」

の二つのポイントがあります。

 

 

具体的には

「他の人との関係とコミュニケーションの障害が続いていること」には

下のような3つの特徴がみられます。

 

1、他の人と普段の会話のやりとりのできなかったり、

気持ちの共有をしなかったり、

他の人と一緒に楽しみや興味、達成感を分かち合うことを自分からしない

 

2、他の人と目と目で見つめあったり、

顔の表情、体の姿勢やジェスチャーなどの

言葉を使わないコミュニケーションがうまくできない

 

3、年齢にあった他の人との関係を作ることが難しい

 

 

「行動や興味、活動が限られていて繰り返されること」

については、次回お伝えしたいと思います。

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山田ちあき富士山おすましペガサス晴れ
臨床心理士
Psychologue

 

海外育児:日本語がわからないお父さんの攻略法

海外育児:日本語がわからないお父さんの攻略法

継承語としての日本語教育その1では、海外で暮らしているお子さん達には、日本でお母さん達が受けてきた母語としての日本語教育ではなくて、「継承語としての日本語教育」の視点が大切

その2では、どのように継承語としての日本語の教育をしたらよいのか

その3では、お母さんとお子さんを取り巻く環境として、お家の外での日本語教育についてお伝えしました。

今回は、お母さんとお子さんを取り巻く環境として、お父さんとの関係についてについてお伝えしたいと思います。

日本語を使う・学ぶ場として、日本語補習校などに通うことおすすめとお伝えしました。でも、水曜日や土曜日など毎週補習校にお子さんが通うことにお父さんがいい顔をしないこともあると思います。

そもそもお父さんが全くわからない日本語で、お母さんがお子さんに話すことも喜んでいないこともあったりすると思います。^^;

そのような場合は、お母さんも気持ちがよくないですし、お子さんもお父さんに悪いことをしているような気持ちがしてしまい、日本語を楽しく使ったり、学ぶことができなくなってしまいますね。

ではどうしたらよいのでしょうか。
 
 そんな時には、ご家族で、それぞれが何を大切に思っているか、ゆずれないものなのか、妥協して他の方法にすることもできるのかなどじっくりと話し合って、優先順位を決めて、共通の理解を持つことがとても大切です。

例えば、週末は家族で過ごす時間にしたいと思っていたお父さんには、補習校は週末にあることが多いので、子どもが出かけてしまい一緒に過ごせないことは寂しいと言ってきたとしましょう。

そんな時の対応策としては、お母さんにとって補習校はどうしても譲れないことなのか?近所の日本人ママの子どもたちと日本語で遊ぶようにすればいいのか?日本に最低1年に1回は一時帰国すればいいのか?日本の通信教育を家でやればいいのか?

など代わりになる案があって、それでもいいと思えるのかどうか、ご自身のお気持ち、想いをじっくり見つめてみてください。

そして、お父さんとよ〜く話し合ってどの案にするか決めていただけたらと思います。

もちろんお子さんが補習校は嫌だと言ったり、これがやりたいという意向があるようでしたら、その意見も取り入れて考えてあげてくださいね。

お父さんもお母さんもお子さんも自分の想いを伝え合って納得して決めたかどうかで、お子さんの伸びも全然違ってきます!

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山田ちあき
発達科学コミュニケーショントレーナー

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海外育児:継承語 日本語の教え方  家の外で学べること

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こども発達コーチの山田ちあきです。

 

前々回、海外で暮らしているお子さん達には、

日本でお母さん達が受けてきた母語としての日本語教育ではなくて、

「継承語としての日本語教育」の視点が大切とお伝えし

前回は、どうやってお家で日本語を教えたらいいのか

お伝えしました。

 

今回は、お母さんとお子さんを取り巻く環境として、お家の外での日本語教育

についてお伝えしたいと思います。

 

海外で暮らしていると日本語に触れる機会は家庭だけになってしまいがちです。

つい子どもがすぐに分かることばを使ってしまい、なかなかことばが増え

ていかなかったり、家庭だけで通じることばになっていたりすることも

あると思います。

家庭だけの日本語のままだと、日本に久しぶりに一時帰国した時に「あれ?」

お母さん以外の人が話す日本語がわからない?!

ということになりかねません。

 

そんな時、お家だけではなくて、他の場所でも日本語を使う・学ぶ機会

作ってあげると、お母さんが使うことば以外にも触れることができて、

ことばが増えたり、日本語が生きたことばとしてこどもにも実感

できるようになります。

 

近所に、日本人のお母さんがいたら一緒に遊んだり、日本語で遊ぶサークルや

日本語補習校があれば、参加するのもおすすめです。

 

日本に定期的に一時帰国できるのであれば、連れて行ってあげると

日本・日本語にさらに興味を持ってくれると思います!

 

お母さんも日本語で不自由なく楽にお話ができる場へ行くことで

普段、外国語を使って生活している、ストレス発散やリフレッシュが

できますね。

 

子どもの言葉の発達や発達が心配だから、
どんな対応をしたらいいのか知りたいと
いう方には、個別相談でお子さんにあった
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海外育児:家庭でできる日本語の教え方 継承語日本語

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こども発達コーチの山田ちあきです。

 

前回、海外で暮らしているお子さん達には、

日本でお母さん達が受けてきた母語としての日本語教育ではなくて、

「継承語としての日本語教育」の視点が大切

というお話をしました。

 

今回は、どのように継承語としての日本語の教育をしたらよいのか

お伝えしたいと思います。

 

家庭での継承語サポートの大前提として、

「母語が日本語の人たちみたいに完璧にできなくてもいい」

と腹をくくることが大切です。

海外育ちで、家庭だけで日本語を使う子達は、

日常会話の「話す」「聞く」は伸びやすいですが、

「読む」「書く」が苦手なことが多いです。

それはそれでいいのです!

 

「えーひらがなまだ読めないの?」

「こんな漢字もしらないの?」とつい日本で育った

ご自分の経験から言いたくなってしまうと思います。

しかし、否定的なことをつい言い続けたり、ため息をついたり

し続けると

子どもは日本語を使うとお母さんに文句を言われてしまう

から面白くない!もうやりたくない!日本語は難しすぎる!

となってしまいます。

 

そうならないように

自分とは育っている環境が違うということを思い返して、

できることに注目 するようにして、できるだけ褒めてあげましょう!

日本、日本語が好き、日本語って楽しいというポジティブな気持ちを

長く持てることが大切です。

将来、高校生、大学生になってまだ日本・日本語が好きで、

勉強したいと思ったら、

ひらがなもカタカナも数ヶ月で覚えてしまいます。

漢字も日本の小学生が1年かけて学ぶ漢字を半年で覚えること

だって可能なのです。

小さい時にイヤイヤながらもひらがな、カタカナ、漢字の練習や

音読練習をさせられて、日本語が嫌いになってしまうと、将来の可能性が

狭まってしまいます。

 

日本語を使えることで、楽しいと思える体験をたくさんさせてあげましょう。

日本語で楽しくコミュニケーションをしながら

何かを一緒に体験しながら学ぶ機会をもつが大切です。

 

具体的には、

小学校に入る前では、

絵本の読み聞かせをしたり、歌を歌ったり、遊びを通してことばの数

を増やしたり、ひらがなカルタで遊びながらひらがなに馴染んでみたり、

ひらがな表を貼ってみてクイズ形式でひらがな探しの遊びもできますね。

ひらがなを書くことに興味がわいてきているようでしたら、

物の名前に関連付けて書く練習へ進んでもいいと思います。

 

小学校に入ったら、子どもが興味のあることを日本語で一緒に

本使って学んだり、日本語の映画やテレビ番組を一緒に見て、

感想を話し合ったり、日本語の題材を元に日本語でコミュニケーションを

とることがおすすめです。興味があることだとことばの数も増えますね。

日本大使館からもらう日本の教科書の中で子どもが興味を持った

ものを一緒に読んでみることもできますね。

読むことに抵抗があまりないお子さんでしたら、

文章力を育てる取り組みとして、小学校では一緒に絵本やお話を音読をする

のがおすすめです。

文章を書くことに抵抗のないお子さんでしたら、

お母さんと一緒に内容を考えて、お母さんが見本を書いてあげて、

その文章を写して、おじいちゃんやおばあちゃん、

日本のお友達にお手紙を書くのもいいですね。

またお母さんとコミュニケーションしながら作文や日記にチャレンジして

みてもいいでしょう。

高学年になったら、普段の会話にわざと抽象的な言葉や漢字の熟語を

お母さんが使ってあげると語彙力がアップします。

 

次回は、お母さんとお子さんを取り巻く環境として、

お家の外での日本語教育についてお伝え

したいと思います。

 

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