投稿者 admin | 2017 11 30 | 子育て, 海外子育て, 発達障害グレーゾーン
フランス・カンヌ流
“普通”じゃないから活躍できる!
“普通”の枠におさまらない子どもを育てる
親のメソッド
発達科学コミュニケーション
こども発達コーチの山田ちあきです。
前回、国際結婚カップルのライフサイクルの
ステップ5:青年期の子供がいるときにして
欲しいことについてお伝えしました。
今回は、
下の国際結婚カップルのライフサイクル:6つのステップ
ステップ1:子どもがいない時期(共同生活の始まり)
ステップ2:乳幼児の子どもがいる時期
ステップ3:学校に通う6歳〜12歳の子どもがいる時期
ステップ4:12歳〜18歳の思春期の子どもがいる時期
ステップ5:18歳を以上の子どもと同居する時期
ステップ6:子どもが巣立っていった後、リタイア後
のうち最後の
ステップ6:子どもが巣立っていった後・
リタイア後についてお伝えしたいと思います。
国際結婚カップルも、子育てが終わり
いよいよ子どもが巣立っていくと、
他のカップルと同じようにお互いが
向き合う時期になります。
そして、新しい生活を模索して、
どのような生活をしていくのか
意見の一致をさせていくことに
なります。
この時期に向き合うことができないと
夫婦2人の生活がうまくいかなく
なってしまいます。
また、
この時期までに、趣味や仕事、妻として
など「母親」以外の役割を持っていること
がとても大切です。
「母親」としての自分だけだと、
子どもが巣立っていってしまう
ことをポジティブに捉えられなかったり
子どもの自立の邪魔をしてしまうこと
にもなりかねません。
親は子どもの人生を全て見守ることはでき
ないものなので、さみしいけれど
いつかは自立していってもらわないと
いけませんね。
これは発達障害の子どもにも言えることです。
ずっと親が面倒を見ることはできないので
自立ができるように準備が必要になります。
そして、
仕事をしている方は、定年退職となり、
「妻」としての役割が前面にでてくる時期です。

子どもも巣立ち、
仕事の制約がなくなれば、夫婦の一方で
外国人の方は自分の国に帰ることもでき
るようになります。
中には夫婦で3ヶ月一方の国に帰って、
残りの期間はもう一方の国に住む
というように両方の国を行き来する
妥協策を見つけ出すこともあります。
またこの時期は、
今までの夫婦生活の総括の期間
にもなります。
ステップ1からステップ6までの間、
様々な困難や文化の違いも乗り越えて
持ちこたえた夫婦は、
他の普通の夫婦よりも、
心理的に成熟していて、
調和がとれていて、
オープンで創造的だといえます。
よくここまでやってきた!
素晴らしい!
とお互いに褒めたたえてあげましょう。
パチパチパチ!

国際結婚カップルの間では、
常にコミュニケーション力
理解力、想像力、寛容さが求められ
るものです。
現代の国際社会の中でも、
文化の違いを超えたコミュニケーション
が求められるようになってきています。
それぞれの国際結婚カップルが自分たちの
ためにしてきたのミクロな努力ですが、
国際ビジネスや情報科学、文化、政治など
グローバルな場面でのコミュニケーション
の見本になるとも言われているそうです!
「社会の役にも立つ」とは嬉しいことですね。
国際結婚カップルの生活の総括ができたら
ぜひ社会に貢献したいものですね。
ステップ6まではまだ先がある方が多いとは
思いますが、今までお伝えしてきたように
日々コミュニケーションにつとめて
国際人となる子どもを育て上げたあかつき
には、
定年後は夫婦で仲良く国を行き来しながら
社会貢献もしつつゆったり暮らす
という先の展望を思い描いてみるのは
いかがでしょうか。
もちろん他の形でご自身と旦那さんに
あったものがあればそれでOkです!
毎日必死で忙しくて
先が見えない状態よりも
なんとなくでも先が見えている方が
心の準備もできて
生活しやすくなると思います!
発達が気になるお子さんをどうサポート
して自立させたらいいのか具体的に
知りたい方には個別相談でお伝えします!
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山田ちあき
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参考文献
Catherine Delcroix, Anne Guyaux, Amina Ramdane et Evangelica Rodriguez, « Mariage mixte, rencontre de deux cultures tout au cours de la vie », Enquête [En ligne], 5 | 1989, mis en ligne le 27 juin 2013, consulté le 30 novembre 2017. URL : http://enquete.revues.org/94
投稿者 admin | 2017 11 27 | ことば・バイリンガル, 子育て, 海外子育て, 発達障害グレーゾーン
フランス・カンヌ流
“普通”じゃないから活躍できる!
“普通”の枠におさまらない子どもを育てる
親のメソッド
発達科学コミュニケーション
こども発達コーチの山田ちあきです。
前回、国際結婚カップルの6つのライフサイクルのステップ2
でやって欲しいことについてお伝えしました!
下の国際結婚カップルのライフサイクル:6つのステップ
ステップ1:子どもがいない時期(共同生活の始まり)
ステップ2:乳幼児の子どもがいる時期
ステップ3:学校に通う6歳〜12歳の子どもがいる時期
ステップ4:12歳〜18歳の思春期の子どもがいる時期
ステップ5:18歳を以上の子どもと同居する時期
ステップ6:子どもが巣立っていった後、リタイア後
のうちここでは、
ステップ3:学校に通う6歳〜12歳の子どもがいる時期
ステップ4:12歳〜18歳の思春期の子どもがいる時期
にやっておいて欲しいことについてお伝えます!
この3、4のステップは、国際結婚カップルが
子どもの教育(学校、宗教、言語)を選ぶ時に、
意見を一致させるのが難しい時期と言われています。
夫婦で、子どものためにいいと思う進路・
方針を話し合う時に、
権威、自由、責任にたいする態度や行動
などに大きな食い違いが現れてくる可能
性があります。
例えば、
選択できるのであれば、
現地校に入れるか、インターナショナルスクールに
いれるか、それとも日本人学校にいれるのかなど
決める必要がありますね。
学校の宿題が出ても学校を大切に思っていない親だと
「宿題はやらなくていい、それより家の手伝いをするように」
いうこともあるでしょう。

また
子どもの価値は、文化によっても違います。
例えば、
イタリアでは、子どもはとても重要で
家族の幸せのために大切な存在と
言われています。
子どもは、0歳から6歳までは人々
に囲まれて可愛がられます。
この時期は、かなり自由な行動
(日本ではしつけが全くなって
いないと言われてしまうぐらい)
が許されています。
思春期になると、大人が子ども
の行動をもっとチェックするよ
うになります。
モロッコでは、男の子がいると
そのグループが永続できると
考えられています。
最初から男の子の役割は女の子と
は全く異なります。
「小さい男性」として扱われて、
ちやほやされて、一目置かれます。
女の子は早くから家事を任されて
男の兄弟よりも家にいることが多い
です。
モロッコのイスラム教をベースに
した教育の典型的なパターンは、
両親は子どもに静でいることを
求め、両親への敬意を大切にして
います。
親子のコミュニケーションは
重要ではないのですが、
コミュニティ内での他の人々との
関係や人間的な暖かさを大切にします。
ベルギーやフランスなどでは、
結婚と同じように子どもは
プライベートな存在と考え
られています。
個人の自由に大きな価値を置いています。
子どもを大切にして、可愛がる一方で
生活環境(アパートや家を買う)、
生活様式(バカンス、習い事、服)
将来の職業選択などにも気を向けます。
教育の基本的な原則としては、
・率直さ(全て話し、全て説明する)
・コミュケーションを大切にする
・家族の時間を大切にする
・学校の勉強に価値をおく
・個人の自由を尊重して、寛容になる
ことを大切にしています。

日本ではどうでしょうか。
アジアの中では子どもは将来自分の
面倒を見てくれる存在と考える文化
もあります。
日本も昔はそういった子どもの価値も
あったとは思いますが、今は、どうで
しょうか。
ベルギーやフランスなどと共通する
ところが多いと思うのですがいかが
でしょうか。
ただ、日本の労働時間だとなかなか
「家族の時間を大切にする」
ことは難しいのが現実かと思っています。
このような
別々の文化を持つ両親が、
話し合いをすることなく
それぞれ違った方針で子ども
に関わっていたらどうなるでしょうか。
「宿題はやらなくていい」と
言われたり
「やるものだ」と言われたり
「嘘を言ったらいけない」と
言われたり、
「うまく言い逃れるのが大切だ」
と言われたり
「叩かれても叩き返してはいけない」
と言われたり
「目には目を歯には歯をでやり返せ」
と言われたり
することになってしまい
混乱してしまいますね。
そうならないように子どもの教育「方針」を
一緒に決めることがとても重要になります。
発達障害のあるお子さんだとなおさら両親
の方針が一致できているかどうかで伸びが
変わってきます!
両親の教育方針が一致できていると子供達
も安心してのびのびと育っていくことができます!
子どもが大きくなっていくにつれて
そのステージごとの課題も変わるので、
また話し合いをして
意見を一致させることも大切です!
日本と欧米文化だと大きな違いがないかも
しれませんが、意外なところに食い違いが
出てくることもあるので
ぜひ頭の片隅に覚えておいてもらって、
取り組んでみてください!
次回は、ステップ5についてお伝えしたいと思います。
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たらいいのか具体的に
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投稿者 admin | 2017 11 24 | ことば・バイリンガル, 子育て, 海外子育て, 発達障害グレーゾーン
フランス・カンヌ流
“普通”じゃないから活躍できる!
“普通”の枠におさまらない子どもを育てる
親のメソッド
発達科学コミュニケーション
こども発達コーチの山田ちあきです。
前回、国際結婚のライフサイクルを事前にだいたい分かっておく
大切さについてお伝えしました。
これから、
「国際結婚カップルがどんなステップで過ごしていくものなのか」
その時期にしておいて欲しいことをお伝えしていきたいと思います。
国際結婚カップルのライフサイクル:6つのステップ
下の国際結婚カップルのライフサイクル:6つのステップ
ステップ1:子どもがいない時期(共同生活の始まり)
ステップ2:乳幼児の子どもがいる時期
ステップ3:学校に通う6歳〜12歳の子どもがいる時期
ステップ4:12歳〜18歳の思春期の子どもがいる時期
ステップ5:18歳を以上の子どもと同居する時期
ステップ6:子どもが巣立っていった後、リタイア後
では、ステップ1:子どもがいない時期(共同生活の始まり)
にしておいて欲しいことについてお伝えます!
子育て中のお母さんはもうそんな時期は思い出せな
いかもしれませんが。^^

国際結婚をした夫婦にとって子どもがいない時期はとても大切です!
二人の共同生活の基礎となる土台を作る期間なのです。
周りの人達への対応や日常生活の中でこれから起こる困ったことなどに
一緒に立ち向かえるように、
二人がお互いの理解を深めて、意見を一致させていく期間といえます。
この土台ができないままだと、
後で子どもができてから、
思っていたような人じゃなかったと気づいたり、
意見が合わなくてけんかを繰り返す、
ことになりかねないです。
もちろんお互いの理解を深めて、意見を一致させることは
子どもが生まれてからもできることですが、
その前に土台を築いておくと
後々「えっ??話が違う!」ということになりにくいです。
さて結婚前のことを思い出してみましょう。
国際恋愛が始まる前に、元々は、旅行や本、映画、人との出会いなどから、
相手の国や文化、肌の色に魅力を感じていたり、好意を持っていたという
こともあるでしょう。
国際結婚は、普通の結婚よりも大変だったり、困難だったりするので、
それを乗り越えたい!と燃え上がったり、
そして同時にやっぱり大変そうだから止めておこうかなと
気持ちが揺れたこともあったのではないでしょうか。
そこで皆さんは国際結婚の道を選ばれました!
国際結婚をすると、予想どおりカルチャーショックが
もれなくついてきます!
国が違えば、文化が違い、価値観も行動の仕方も違いますね。
例えば価値観でいえば、
沈黙(海外では「沈黙は金」が通用しないことが多いですね)、
時間の管理の仕方(フランスでは15分以内の遅れは、遅れではないようです)、
パーティ(海外と日本のお正月とクリスマスの祝い方は違いますね)、
年上の人々・年配の方々への態度(欧米と儒教の影響が強い韓国や中国、日本とは違いますね)、
お金(お金のことを話すのをタブーとする文化もあるようです)、
顔や体の洗い方(お風呂に毎日入るのが当たり前なところは少なそうです)、
食べること(食べ物、食べ方、食べる時間など)
などなど色々と違いますね。
そして、男性と女性の役割、子どもの価値も社会によって異なります。
宗教が違うこともあるでしょう。
この違いに気づいたときは、最初は戸惑い、びっくり驚くものですね。
相手のやり方に批判的になったり、
どっちが正しいか?!で言い争ったり、対立してしまうこともあると思います。
海外で生活しているので、日本のやり方をやめないといけないのだろうと
無理に相手の文化に合わせてしまって、疲れ果ててしまう人もいるかもしれません。

ずっとそのような姿勢のままだと国際結婚の共同生活はうまくいかないものですね。
ではどうしたらよいのでしょうか。
またまた ずばりコミュニケーションです!
コミュニケーションがきちんと取れるようになるまでには、
長い時間がかかるでしょうし、楽なことではありません。
かなりの根気が必要ですし、お互いにゆるしあって、受けいれあったり、
あきらめたり、妥協したり、柔軟な姿勢が必要になりますね。
このような文化(価値観・行動の仕方・宗教など)の違いで起こる
カルチャーショックと向き合いながら、お互いのことを学び合あって、
お互いの理解を深めて、意見を一致させて、
二人の共同生活の仕方をみつけていく期間が
「ステップ1」となります!
子どもの発達が心配だから、どんな対応
をしたらいいのか知りたいという方には、
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投稿者 admin | 2017 11 22 | 子育て, 海外子育て, 発達障害グレーゾーン
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“普通”の枠におさまらない子どもを育てる
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発達科学コミュニケーション
こども発達コーチの山田ちあきです。
海外で子育てしている方々の中には、
国際結婚をされている方
も多いと思います。
それぞれ育ってきた環境・文化が違う人同士で
一緒に生活を始めるという点では、
日本人同士の結婚でも同じといえますね。
国際結婚は、
さらに言葉と国が違い、人種と宗教が違う
こともあるので、お互いに理解し合うための
努力(汗)、コミュニケーションがより求めら
れることになります。
そして、
日本から離れて全くのアウェイである海外に生活し、
子育てして、
さらに発達障害のお子さんを育てているお母さん
の努力は並大抵のことではないと思います!
皆さん、本当によく頑張ってらっしゃると思います!
パチパチパチ!
国際結婚家庭で子育てをされているお母さんは
とにかく今は子育てを第一に考えて生活されて
いることと思います。
もちろんそれは素晴らしいことです!
しかし、ここでちょっと思い返してみてください。
国際結婚して海外に引っ越しされたのは、
一体なぜだったのでしょう?
・・・
今の旦那さんと一緒に暮らしたかったら!
ではなかったでしょうか。

今は子育てを一緒にするパートナーですが、
お子さんが大きくなって巣立っていったら
また二人の生活に戻ることになるのです!
・・・
想像できない?
今はそうですね。
ここで質問です。
先が全然分からないままで
ただただ全力で走っているのと、
この先に坂道がある、その後は
カーブがあるなどだいたい先がわかって
走っているのと
どっちのほうが走りやすいでしょうか。
先がわかっている方が、心の準備もできるし
いろいろ作戦もたてられるし
走りやすいのではないでしょうか。

ただでさえ海外生活は大変です。
さらに国際結婚、
子育て、
発達障害の子どもの子育て
をしているお母さんが全力で走り続けて、
バーンアウトして
リタイアしてしまうことにならないように
先のことをだいたいお伝えしたいと思います!
次回から、国際結婚カップルがどんなステップで
過ごしていくものなのかライフサイクルを
6つのステップに分けて
お伝えしていきたいと思います。
子どもの発達が心配だから、どんな対応
をしたらいいのか知りたいという方には、
個別相談でお子さんにあった対応策をお
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投稿者 admin | 2017 11 19 | 発達障害グレーゾーン
海外在住だと、お父さんとお母さんが違うことばを使っていたり、家と外では違うことばだったりしてバイリンガル環境でお子さんが暮らすことになりますね。ことばが遅いとバイリンガルだからなのか、それとも違う原因なのか気になりますね。ここでは、ことばの遅れが発達障害だからなのか見分けるポイントをお伝えします。
海外で子育てをしていると、住んでいる国のことばとお父さんとお母さんの使うことばが違ったり、お父さんとお母さんの使うことばが違いますね。
お子さんたちは、バイリンガル・マルチリンガルの環境で暮らすことになります。
バイリンガル環境だとことばが遅れるとよく言われて、心配されているママの多いと思います。
ことばの遅れがあったときに発達障害のうちの自閉症スペクトラムなのかを知っているかどうかで、お子さんへの対応策は変わってきます。
もし、ことばが遅い自閉症スペクトラムの子どもにことばの遅れだけの問題だからと、本人には実はとても苦手だったり苦痛だったことを強いていたらどうなるでしょうか。
子どもにはストレスいっぱいの毎日になって、疲れ果てて、いつの間には二次障害が現れてきて、あれ?おかしい?ということになってしまいます。
見分けるポイントは「ことばの遅れ以外に自閉症スペクトラムの特徴があるかどうか?」です。
自閉症スペクトラム(ASD:Autism Spectrum Disorder)にはどんな特徴があるのか、DSM-5というアメリカ精神医学会が決めた診断基準を大まかですが具体例もいれて簡単に説明しました。
https://yamadachiaki.com/337-2/
今回は、その2です。
診断基準には、「他の人との関係とコミュニケーションの障害が続いていること」
と「行動や興味、活動が限られていて繰り返されていること」の二つのポイントがあります。
今回は二つ目のポイント「行動や興味、活動が限られていて繰り返されていること」について具体的にお伝えします。

「行動や興味、活動が限られていて繰り返されていること」には下のような4つの特徴があります。
1、いつも同じような体の動かし方をしたり、おもちゃやモノの使い方をしたり、話し方を繰り返す。
具体的には、いつも手をひらひらしたり、その場でジャンプしたり、くるくる回ったり、おもちゃを並べたり、キャッチフレーズみたいなどこかで聞いたことばをいつも繰り返して言ったりします。
2、変化が苦手で、いつもの習慣を頑なに守ろうとしたり、儀式みたいな行動やあいさつの仕方をする。
具体的には、いつも同じ道を通りたがったり、毎日同じものを食べたがったり、幼稚園やテレビ番組の予定がいつもと変わったりすると困ってしまったりします。
3、ある特定のことにピンポイントに異常に強い変わらない固定した興味を持つ。
具体的には、電車の種類や路線図にすごく興味をって電車の種類や駅をほとんど暗記していたり、道路標識に興味をもって、全部暗記していたり、何十年ものカレンダーを暗記していて、◯年◯月◯日は◯曜日と知っていたりします。
4、痛みや暑さ、寒さなどの感覚が敏感だったり鈍感だったりする。それかある感覚を感じることに関心をもって繰り返したりする。
具体的には、ずっとキラキラ光っているものや、回るもの(日本の回る扇風機や洗濯機)を見ていたりします。

この4つのうち2つ以上の特徴、プラス前回お伝えした「他の人との関係とコミュニケーションの障害」の3つの特徴に当てはまると自閉症スペクトラムと診断される可能性が高くなります。
このような特徴は、小さい時から出るけれど、大きくなってから明らかになるものもあります。
そして、このような特徴があることで、本人か周りの人たち、もしくは本人も周りの人たちも困っていて、学校や会社など社会生活などを送るのが難しい状況かどうかも診断のポイントになります。
診断は精神科医だけができることですが、もし特徴が似てるなと思われたら、ぜひそれをメモしておいてくださいね。
実際に診断を受けにいった方がいいのかどうかについては、この特徴をもっているお子さん本人が苦しんでいたり、お母さんや周りが大変な思いをされているかどうかにもよります。
お住いの国によっては診断をしてくれるお医者さんがいない場合は、日本に一時帰国するときに専門の医療機関にかかって、診断を受けられるお子さんもいらっしゃいます。
しかし、診断を受ける受けないに関わらず、お母さんや周りの大人がお子さんの特性を理解され、お子さんにあった対応をされることがとても大切になります。
お子さんにこの特性が少しあるような、ないようなでもちょっとありそうだなと感じられる場合は、診断はでないけれど、グレーゾーン(発達科学コミュニケーションではパステルと呼んだりします^^)の可能性もあります。
というか、誰でも発達障害の特性が多かれ少なかれあって当たり前なのです。
それでも社会や学校、幼稚園でやっていけているのであれば、それですばらしいことですね。
ただ、ことばが遅れているのであれば、早めの対応をしてあげることでこの先お子さんのことばは伸びて行きやすくなります。
お子さんのことばをグングン伸ばす方法をメールレッスンでお伝えしています。
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
山田ちあき
発達科学コミュニケーショントレーナー
臨床心理士
Psychologue
投稿者 admin | 2017 11 18 | ことば・バイリンガル, 子育て, 発達障害グレーゾーン
フランス・カウンセリングオフィス臨床心理士の山田ちあきです。
海外で子育てをしていると、
住んでいる国のことばとお父さんとお母さんの使うことばが違ったり、
お父さんとお母さんの使うことばが違ったりして、
お子さんたちは、バイリンガル・マルチリンガルの環境で暮らすことになりますね。

1、2、3歳と体はきちんと育っているのに、
子どものことばが周りの
現地語だけで育っているモノリンガルの子どもや
家庭では日本語だけで育っている子ども、
国際結婚家庭でお家でもバイリンガル環境の子どもなど
と比べて遅いと、
バイリンガル・マルチリンガル環境だからなのか?
発達障害(自閉症スペクトラム)だからなのか?
知的な能力が弱めだからなのか?
単なる個人差なのか?
と不安になってしまうこともあるかと思います。
実際にバイリンガル・マルチリンガル環境で育っているお子さんたちで、
ことばが遅い子は少なくないです。
対応策については、こちらでお伝えしました。
ことばを育てる働きかけの方法としてはほとんど変わりませんが、
ことばの遅れが
バイリンガル・マルチリンガル環境だからなのか、
発達障害のうちの自閉症スペクトラムだからなのか
を知っているかどうかで、お子さんへの対応策は
変わってきます。
もし、ことばが遅い自閉症スペクトラムの子どもに
ことばの遅れだけの問題だからと、本人には実はとても
苦手だったり苦痛だったことを強いていたらどうなるでしょうか。
子どもにはストレスいっぱいの毎日になって、疲れ果てて、
いつの間には二次障害が現れてきて、あれ?おかしい?ということ
になってしまいます。
ここでは、ことばの遅れが
バイリンガル・マルチリンガル環境だからなのか、
発達障害のうちの自閉症スペクトラムだからなのか
を見分ける方法についてお伝えしたいと思います。
それはずばり、
「ことばの遅れ以外に自閉症スペクトラムの特徴があるのかどうか?」
がポイントになります。

では、自閉症スペクトラム(ASD:Autism Spectrum Disorder)には、
どんな特徴があるのでしょうか。
DSM-5というアメリカ精神医学会が決めた診断基準を
大まかにそして簡単に説明すると
「他の人との関係とコミュニケーションの障害が続いていること」
と
「行動や興味、活動が限られていて繰り返されていること」
の二つのポイントがあります。
具体的には
「他の人との関係とコミュニケーションの障害が続いていること」には
下のような3つの特徴がみられます。
1、他の人と普段の会話のやりとりのできなかったり、
気持ちの共有をしなかったり、
他の人と一緒に楽しみや興味、達成感を分かち合うことを自分からしない
2、他の人と目と目で見つめあったり、
顔の表情、体の姿勢やジェスチャーなどの
言葉を使わないコミュニケーションがうまくできない
3、年齢にあった他の人との関係を作ることが難しい
「行動や興味、活動が限られていて繰り返されること」
については、次回お伝えしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
言葉の遅れが気になるのお子さん
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