マインドフルセルフコンパッション8週間コース開催します!

マインドフルセルフコンパッション8週間コース開催します!

一日の終わりにその日にやれなかったことばかり考えてしまう
自分に足りないところばかりに目がいく
周りの人を優先して自分のことは後回しにしがち
『自分にきびしく、他人にやさしく』することが自分が成長できて周りとの関係もうまくいく方法だと教わってきた方々が多いと思います。
しかし自己否定や自分を後回しにし続けていると、不安なまま頑張ることになり、いつまでたっても自分に満足できないことに。
自己肯定感はずっと上がらないままになりがち。
セルフコンパッション(Self-Compassion)を育て、内側での自分との会話を親友とするときのようにしていくことで、安心安全な感覚を感じられるようになっていきます。
自分が自分の味方になって、ホッとする安心安全な感覚を感じられると、視野も広がり、本来の自分が本当に必要なことに取り組みやすくなります。
2024年は思いきって、8週間の内側の冒険の旅にくりだしませんか?

マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC)講師になります!

マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC)を教えるためのMSC講師養成研修のためにフランスの田舎で1週間の合宿に参加してきました!

MSCでは言葉での情報を得るというよりも、体験をより大切にしています。たくさんの個人・小グループ・大グループのワークや瞑想などがある体験型の学びです。

プログラム自体がよく作られていて、安心安全な感覚をまず作って、自分の体と心とつながるワーク、その後他の参加者と安心安全な環境でつながる機会があるので、あたたかくてリラックスした体と心で1週間を過ごすことができました。

フランス語でフランス人の中に混じって学ぶとなるとフランスに留学していた大学院時代を思い出します。

言葉が全部は分からず自信が持てない状況でした(今もネイティブのようにはいきません)。

授業中に先生が一方的に話すのを必死にノートに取るけれど、話がどんどん進みついていけず、「こんなんで本当に単位が取れるのか私」と不安になったり。

テスト前に、自分のノートを見ても情報が中途半端すぎて復習できず、「何をしていたんだ私」と自己嫌悪になったり。

周りの学生に頼んでノートを貸してもらってもフランス人の手書きの字が読めなくて困惑。「ノートも読めないなんてもう終わってる」とさらに落ち込んだり。

なんとか卒業はできたものの、不安・恐れの中で爪先立ちでそろそろと歩きながら緊張しながら学んでいたなと思います。

今回も同じように不安・緊張の中で学ぶことになるのかもしれないと思っていました。

しかし、MSCでの学びは全く違いました。

最初から自分の体や心とつながり、周りのことよりもまずは自分を大切にすることを学びます。そして、自分が安心して、心地よく感じるために必要なことをみんなで出していきます。カウンセリングなどの場でも大事にされる秘密を守る、批判しないなどがありますが、特に

「違いを尊重する」が私にとっては響きました。

自分はグループに属さないという感覚が安全ではない、孤独な感覚だということ。その感覚は誰もがもったことがあること。自分だけじゃなかったんだ!と感じられ大きく感情が動きました。

誰もグループから自分は外れているという感覚にならないように、安心安全を感じられるように皆で取り組みましょうという共通認識を持てたのが驚きでした。それだけ、日々の生活の中で外国人として「マイクロアグレッション」を受けてきていたんだなと自分の痛みに気づくこともできましたし、その痛みをやわらげることもできたように感じました。

私にとっては、とてもありがたい・あたたかい、これまでとは違う感覚で学ぶことができました。

この感覚を持ちながら学べるこのプログラム、すごいなと思いますし、この安心・安全、あたたかい感覚を持ちながら生きていくこともできるんだということを、たくさんの人に知ってほしいなと思っています。今後はカウンセラーとして個人の方々をサポートする他にもMSC講師としてプログラムやセルフコンパッションについて広めていけたらと思っています。

よろしくお願いします!

山田ちあき MSC講師(MSC Teacher in training)

臨床心理士・公認心理師・Psychologue

参考文献;『マインドフル・セルフ・コンパッション プラクティスガイド』〔2022〕

「心がラクになるヒント」在仏日本人会・邦人健康サポートの会にコラムを掲載

在仏日本人会・邦人健康サポートの会にコラムが掲載されました!

フランスや海外在住の方向けに心がラクなるヒントになったらと思い書きました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

第1回「フランスでの子育てでモヤモヤするとき、どうする? 」
第2回「フランス生活でエネルギー消耗している時に自分でできる3つの対処」
第3回「子どもがなかなかいうことを聞かないときの対応の秘訣」

バックナンバー

心がラクになるヒント バックナンバー / 山田千晶 Psychologue JP臨床心理士・公認心理師

オススメの子育て本「世界に通用する子どもの育て方」

今回ご紹介するオススメの本は、NY在住の臨床心理士で医学博士、ポジティブ心理学者の松村亜里さんの「世界に通用する子どもの育て方」です。

どんなふうに子育てをしたらいいのか、最新の世界のいろいろな研究に基づいて分かりやすく書かれていて、オススメです!

どうして子どもに肯定的な声かけをした方が良いのか、どうして親の私たちが自分に対して大切な人に接するように優しくする(セルフコンパッション)が必要なのかということが納得できる内容で、色々と目から鱗でした。

特に、親の私たちが幸せになることで、周りの子どもや人たちも幸せにできるんだということがわかって、すごく感動した覚えがあります。「まずは自分が幸せになっていんだ!」と。

著者の亜里さんには今年の夏に亜里さんがアンチーブにいらした時にお会いしたのですが、気さくな方で、ポジティブ心理学でたくさんの人たちに幸せになる方法を伝えられていてとても頼もしかったです。たくさん刺激を受けました。

kindle inlimitedでも読めるようですので、ぜひ読んでみてくださいね。

オススメの発達障害グレーゾーン支援の本

今回は、私がいつもおすすめしている本を紹介します。
【発達障害とグレーゾーン】子どもの未来を変えるお母さんの教室
という脳科学者で発達臨床心理士の吉野加容子さんが書かれている本です。

おすすめする理由は、
お家でコミュニケーションを整えることでお子さんの脳を発達させる方法がわかりやすく書かれているからです。
発達障害についての説明やお家でどうやってお子さんに声をかけたらいいのか具体的に3ステップでわかりやすく書かれています。
この本を読んで実践するだけで困りごとがなくなる方も多くいます。
Kindleでも読めるので、海外在住でも手に入れやすいです。
ぜひ読んで試してみてください!