フランス・カンヌ流
“普通”じゃないから活躍できる!
“普通”の枠におさまらない子どもを育てる
親のメソッド
発達科学コミュニケーション
こども発達コーチの山田ちあきです。
前回は、幼児期にやって欲しいことについてお伝えしました。
ここでは、子どもの発達段階の
・乳児期
・幼児期
・学童期(前半・後半)
・思春期・青年期
のうち学童期の前半にやっておいて欲しいことについてお伝えします。
学童期は、ほぼ小学生の時期と重なります。
フランスでは9月入学で日本よりも約半年早く小学校に通い始めます。
幼児期から学童期に変わる時期は両方の発達段階の特徴がまざっていて、少しずつ
変わっていきます。
発達障害やグレーゾンのお子さんは、普通級での学習、友達とのルールのある遊びを
するときや集団活動についていくのがしんどくなることもあります。
周りの子たちがどのような発達段階にいるのかを理解することで、お子さんが困っている
こともわかりやすくなると思います。
では、学童期前半には、どのような特徴があるのでしょうか。
全体としては、いろいろなことを学ぶ時期といえます。
身体・運動
バランス感覚が育ってきて片足立ちや縄跳びができたり、ブランコが自分でこげるようになったりします。
小学校前半の第二次性徴前の時期は、大きくなることは、背が大きくなったり、前より運動
ができるようになったりなど子どもにとっては嬉しいことです。
認知・言語
言葉も増えて、わかることが増えてきます。
具体的なものを使うと、頭の中で論理的に考えることもできるようなります。
時間の流れや感覚もだんだんと分かってきて、見通しが持てるようになったり、◯で×になった
など(因果関係)がわかるようになっていきます。
社会性・関係性・情緒(こころ)
乳児期・幼児期で育ててくれた大人との関係をベースとして、学校での集団生活で
仲間との関係が広がっていく時期です。
自分を中心に世界をみるところはまだありますが、ほかの人は違う見方をすることもあると
わかるようになってきます。
他のこどもへの興味と一緒に遊びたいという気持ちが出てきます。
学校では、仲間との関係が広がってきて、ルールのある遊びができるようになったり、
負けたくない、勝ちたいという競争心も出てきます。
負けたときの悔しい気持ちも出てきます。
「くやしかったんだね」「うれしいね」など気持ちの言葉をそえてあげると自分の気持ちを
感じられてだんだんと言葉でもいえるようになってきます。
この時期の友達は、家が近いとか同じ遊びが好きとか、比較的シンプルな理由で一緒に遊ぶ
ので、遊び相手が変わることはよくあります。
大人から教えられた良い悪いの判断がついて、ルールを守ることができるようになってきます。
親との関係は、外にでて活動してきて戻ってこられる安全基地です。
自分の気持ちを言葉でいうことはまだ難しいですが、親には、自分にポジティブな関心を
持って、認めて欲しい、大切にしてほしいという気持ちがベースにはあります。
親のいうことややることに敏感で、表情や声の調子で自分の行動を決めたりもしています。
できているところ、いいところに関心を向けてあげて、苦手なこともやる気に
なれるように持っていきたいですね。
この時期は、学校での学習や仲間との関係が生活の中心にはなりますが、
まだまだ親との関係が大切な時期です。
この時期の親とのコミュニケーションで、発達障害のお子さんもそうでないお子さんも
ぐんぐん伸ばすことができます!
具体的にどのようにコミュニケーション
をとったらいいのか知りたい方は
個別相談でお伝えします!
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