前回はADHDで集団活動が苦手で聞けない子が安心するには?についてお伝えしました。
今回から、前々回、ちょっと触れた感覚過敏にまつわるお話です。騒がしい教室な苦手な理由についてお伝えします!
というのも、一見普通に見える発達障害のお子さん達ですが、お子さんによっては
他の人には分からないような感覚過敏を持っていて、生活がしずらくなっている
ことがとっても多いのです。
なのでぜひ感覚過敏の視点をお母さんにも持っていただけたら、お子さんのことが
もっと理解できると思います。
感覚過敏てどんなものかというと、
自閉症スペクトラムと診断された青年ジェリーの体験談で、彼が小さかったと
きは「耐えがたい騒音と、耐えがたい異臭に満ちていた!」というぐらい敏感な感覚を持っています。
粘土が苦手だったり、偏食があったり、匂い・音
に敏感だったり、それぞれ特徴は違いますが、
発達障害の人たちは、このような感覚過敏を持っ
ていると言われています。
DSM-5の自閉症スペクトラムの診断基準にもその
ことが書かれています。
私が、普通に生活していると想像できないような
「世界」で彼らが生活している!と知ったとき、
とても衝撃を受けました!そして、同時にどんな
世界なんだろうと興味深々になりました!
また、感覚統合というものもあります。この
視点が今までの私の常識をくつがえしてくれて、
今でも発達障害&グレーゾーンの子どもたち・
大人への理解にとても役に立っています。
ではまず、
皆さんにとって「感覚」には何がありますか?
「聴覚」「視覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」
の5感覚が学校で学ぶことですね!
感覚統合では、さらに
・バランス感覚として「前庭(感)覚」
・筋肉や関節の動きを調節する「固有(感)覚」
というものが加わります!
この全部で7つの感覚のうちいくつかが過敏
すぎたり、発達がゆっくりだったりすること
で子どもたちの動きに影響がでているのです!
具体的な内容については次回からお伝えします!
子どもの発達が心配でどんな対応をしたらい
いのかすぐに知りたいという方には、
個別相談でお伝えします!
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〜ママの一言で子どもが変わる!〜
山田ちあき
発達科学コミュニケーショントレーナー
臨床心理士
Psychologue