ここでは、私がなぜ発達が気になる子どもを育てるお母さんをサポートすることにしたのか、お伝えします!

私が最初に発達が気になる子どもに出会ったのは、今から思えば、かなりさかのぼりますが私が幼稚園・小学校の頃でした!

昔からクラスに何人か変わった子や落ち着かない子っていましたよね。

私が通っていた学校は、障害のある子どもと同じクラスで学ぶ「統合教育」をしていたので、身体・知的・聴覚・視覚をふくめて「障害」のある人と一緒に何かをすることは珍しいことではありませんでした。

障害のある子どもにあった個別の課題を作ったり、対応をしている先生がとてもカッコよくみえたものでした。

そんな影響もあって、将来は特別支援の先生になるのが小学生のときの夢だったのです!ところが、中学生の頃には、1対多数ではなくて、一人一人に丁寧にかかわりたいと思ってカウンセラー(臨床心理士)になることにしました。

大学では心理学科に入り、子どもがどうやって育っていくのか学ぶために発達心理学を専攻。そして「違う国では、子どもたちはどんな風に育つのだろう」と興味を持って、フランスに留学し、フランスの大学院で発達心理学、文化心理学を学びました。

フランス留学から戻ってきて、ご縁があって、日本で心理職としてはじめてした仕事が、今でいうグレーゾーン(パステル)の子ども達への「発達相談」でした!

15年ほど前のことでしたので、当時は発達障害やグレーゾーン(パステル)はあまり知られていませんでした。私の知識も、発達の遅れ、凹凸という理解ぐらいで、詳しくないままでしたが現場に入れてもらいました。

私は、子どもの頃から周りに小さい子どもがいる環境で育ってきたこと、発達心理学を学んできたこと、個性豊かな男の子達の家庭教師をしてきたこともあって、子どもが好きでしたし、なれていましたし、自信もありました。

しかし、「発達相談」で出会った子ども達は、いままで出会ってきた子達と少し違ったのです。

外見では違いはわからないのに、実際にかかわってみると「あれ?なんで?どうしてだろう?」と思うことがたくさんありました。

海外で他の文化と出会って受けた「カルチャーショック」のように、私の頭の中にはたくさんの「なんで?どうして?」がわき出てきました。

先輩に質問したり、研修会へ参加したり本を読んだりして猛勉強をしました。

他の文化を理解するような感覚で、発達障害グレーゾーンの子ども達の特性の全体像がわかってきても、それぞれの子どもによって特性(文化)は全然違います。

かかわりながら、どのような対応をしたらその子にひびく(伸びる)のか、先輩から学んだり、試行錯誤しながら取り組みました。

その頃は必死でしたが、子どもが変わっていくのがみれて、とても充実した楽しい時間でした!

その後、2012年にフランスに引っ越してきて、ご縁があってこちらでまた発達障害やグレーゾーンのお子さんたちやお母さんにかかわる機会がありました。そのときに、自分の中からとてもエネルギーがわいてきて「やっぱり私がしたいことはこれなんだ!」と気付いたのです。

それぞれの子どもの発達(文化)を見極めて、その子にあった対応で、お母さんと一緒にその子を育てていくというミッションにとてもやりがいと魅力を感じています!私のライフワークだと自負しています。

お母さんの頑張りやご苦労を理解し、一緒に考えあゆんでいける存在になりたいと
思っています!

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山田ちあき
発達科学コミュニケーショントレーナー

臨床心理士
Psychologue

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